My lover's song
「あんた、軽音?」
「あ…はい」
「あんたも迷惑なら迷惑って言いなさいよ。それとも女子に騒がれて鼻の下でも伸ばしてたわけ?ファンのしつけくらい自分達でちゃんとやって。」
きっぱりとそう言って
スタスタと歩いて言った。
「あっ!さんきゅ!」
後ろ姿にそう呼びかけたけど
振り向かずに廊下の角を曲った。
その先にあるのは…茶道室
あ、あいつ茶道部なのか。
そりゃあんなうるさかったら迷惑だよな…
清々しい彼女の姿に
俺は一瞬で恋に落ちた。