Again -もう一度恋して-



私も何か飲みたくて温かいお茶をいれてテーブルに座った。


「姉ちゃんさぁ、颯太さんと何かあった?」



ドキッとした。



「何にもないよ」


「でもさぁ、ちょっと前まで週末はいつも颯太さんの所に泊まっていたじゃん。

最近、行ってないみたいだし喧嘩でもしたのかよ?」



「喧嘩なんて、してないよ。
……ただ、お互いに忙しくて、なかなか会えないだけ今日だって残業だったし……」


「本当に、仕事が忙しいだけ?」


「しつこいよ。
そうだって言っているでしょ」


「ふーん、そうなんだ」



< 333 / 449 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop