Again -もう一度恋して-
「ねぇ、電気も付けずにどうしたの?」
「ううん、何でもないよ」
「……そう、じゃあ着替えたら来なさいね」
私は電気も付けずに暗い中で長い間、座り込んでいたらしい。
気を取り直して急いで着替えると部屋を出た。
食べ終わった食器を洗って片付けて部屋に戻ろうとすると。
「ちょっと、そこに座って」
呼び止められて座った。
「颯太君と別れたんだってね?」
「お母さん、斗真から聞いたの?」
「そう、この間ね」
「もしかしてお父さんも?」
「知っているわ」