戦国奮闘ものがたりっ!
第二章

はじめまして戦国時代

うぅ~ん…あれ、なんだろ…

体がギューーーンってしてて…風が下からごぉおぉおおって吹いてきて…心臓きゅぅううって…




アレ?オチテル?



ソッと目を開けると目の前はビルみたいな高い建物はなんにもなくて、とってもきれいな青空



その青空から

どんどん遠ざかっていく私



「落ちてるぅうううううううぅ!!!!
いやぁぁぁぁあ!!!」

ヤバイヤバイ!!このままジ・エンドしちゃうううう過去と未来変える前に死ぬ!!!





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「はぁ~あ。見張り役も結構苦労するよなぁ、」

「だなぁー。…なぁ、上からなんか落ちてきてねぇか?」

「あぁ~?打たれた鳥とかじゃねぇの?」


「いや、鶏より全然でか、あれ、ひとじゃねぇか!?」


「なにぃいい!?」

「おっ、おい!!!」

「お、おう!!」


「じ~ぬ゛ぅ゛うぅ゛うう゛!!!!」


「あぶねぇえええ!!!!」

ズザザザザザッツ!!!


「うええぇええ!?したにいるかた危ないですよぉおおおっグエッ!!!!!」



「ブハッ!!!」

「グエッ!!」


「いっ、てててて…あ、あの~…」


「いってぇえ…、お、お嬢ちゃん大丈夫だったか?」

「えっあっ、はい!!!わっ、私よりもしたにいたお二人の方が…」

「へーきへーき!そのぐらいじゃ俺らはくたばんねぇよ!なぁ!」

「おうよ!平気だ!お嬢ちゃんが無事で何よりだ!」


「きゅぅうううんいい人!!!」


「「ん?」」

「ほっ、ほれてまうがな…!!」

「それより嬢ちゃん、なんで空から降ってきたんだ?服もなんか違うし…」

「えっ、あー、あの、それは、」


「おい!!お前ら!!何をサボっておる!!」

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