【短編】放課後先生と
「ははははははっ」


昼食のとき、親友の光は爆笑していた。


「なにもそんなに笑うことないのにぃ……」


「だって、先生とのこと妄想してたんでしょ??変態じゃん!!」


そう言ってまたゲラゲラと笑う光。

光には、先生が好きだと言ってある。
親友だし、なんだかんだ言って、恋愛には詳しいからだ。



「そんなに笑うならもういい」


「ごめん、ごめん。いじけないでよ」


「だってぇ」


「そんなに好きならさぁ、告っちゃえばいいのに」


「告っ!無理無理無理無理っ!!」


「なんで?」


「だって……」


まともに話すのだって大変なのに、告白なんて。

それに、言ったって叶うわけがない。
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