キミのウタ
sixth

未来を

あの日から一週間。



散々燈真に甘やかされた私。



離れていた分、奈音が足りない



自分から離れたくせにそんなことを偉そうに言って。




こんな甘い男だったっけ…なんて考え込んでしまうくらいに前とは違っていて




その日、突然ピアノに座った燈真は静かにその綺麗な指を滑らせた




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