星空列車《短編》

くらす

「‥1組担任‥‥よろしく‥」
新しい担任の先生が喋っている。

森山先生のいない教室なんて‥
私の心とは裏腹に明るい空。
もーだめだ
そう思った瞬間視界は真っ暗。

‥‥‥‥‥‥‥

気付いたら私は保健室にいた。
私が起き上がったら布団ががさっと音をたてた。
「大丈夫!?」
大好きな大好きな声がする。
そして開くカーテン。
開かれたカーテンから除いた顔は保健の先生。

‥‥私末期だ。
全部が森山先生に支配されてる。
「はい」
「さっき森山先生が呼んでたわよ」
私の生返事に対する先生の嬉しい言葉。

「えっ!?なんでですか‥?」
「さあ‥?とりあえず職員室行ってね」

嬉しい半面隠せない動揺。
頭を過ぎるのはいやな想像。
保健室を出たら廊下は生温かった。
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