10年後のタイムカプセル
「川村、待てよ!!」思わず拓也の手を掴んだ。拓也が私を捨て、美加を選んでしまうのが恐かった。寂しかった。独りになりたくなかった。
 拓也は避難がましい目で、私を見下した。
「川村と買い物に行っていたのは、お前の誕生日プレゼントを選んでもらっていたんだ。驚かせようって、内緒にしていたんだ」
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