Endless holiday
「関係ないって何よ!」


絵里菜が目くじらを立てる。


「とにかく、悪いけど出ててくれよ」


一騎は絵里菜の肩を掴んで外に押し出そうとした。


「ちょっと放してよ!」


絵里菜が身体をよじって逃れようとする。


「待って! 池田くんゴメン。本当にゴメン」


杏奈は大きな声で謝ると、そのまま部屋から出て行ってしまった。

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