侍ヴァンパイア
『さすが、ゆうな様!!あのお方をーーーぶん殴りたいとは!おみそれしましたっーーー』



レオまで吹き出して笑いだすーーー


私何か、、、変な事言ったかな?


「ゆうな様、、、ロイ様のお父上は、、、魔界の王ーーー


グランデ様にございます」


まっ!!魔王様だったのーーーっ!!!
って事は、ロイは、、、王子様っ!?


「本当に、、、ゆうな様は朱里様によく似ておられます、、、ロイ様が貴女を、直感的にモノにしたくなった訳がよくわかりました


先程のロイ様の件、私からも何卒、宜しくお願いしますーーー」



モノにって!?



「こんな色気のねー女の、、、どこがいいのかね?」


…出たっ!!いつもいつも、、、地味に傷付くのよっ!!
キッ!と、キョウを睨みつけるーーー


「あら?キョウ様、、、貴方がその気なのでしたら、すぐにゆうな様を解放していただけませんか?

必ず、ロイ様はゆうな様を貴方以上に大切にするでしょうからーーー」



キョウはムスっとした表情で黙り込むーーー


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