侍ヴァンパイア
「はぁ、、、ぁっ!!リンレイ!!最高だぁぁっ!!」



「レイラン…?、、、あなた、一体何の為に王都まで行ってきたのかしら?まさか…なんの手土産もないとでも?」


そう言って彼女は彼を片足で蹴り飛ばす、、、


「あっ!?そうだったねっ!危うく、本来の目的を見失ってしまう所だったよっ!!すまないすまないっ!!はっはっは…」



変態ってこう言う人の事をいうのかしらーーー



もの凄くーーードMなんだろうーーー



「魔王城は今立ち入り禁止でね、王都中に御触れが出ていたよ、、、」


そして、おもむろに、レイランさんは金糸が散りばめられたゴージャスな封筒を彼女に手渡すーーー


そこには、、、



魔界の王志願者に告ぐーーー

今日より1ヶ月後ーーー満月が満ちる時ーーー
魔王城にて次期王を決めるパーティーを開催するーーー


国民、全員に参加の権利があるーーー


あくまで、公平なる審査をすべく、、、


一つのルールを設けたーーー


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