侍ヴァンパイア
「ソナタの母君も歌えたとな?」



「はい…お母さんは、そのまたお母さんから教わったみたいで、、、先祖代々伝わる大切な歌だって言ってました」



『確かにおかしいですなぁ、、、王家の歌は、王家の者でしか歌う事が出来ない筈ですぞっ!!
ゆうな様は一体…?』



「人間だしね…何なんだろう…さっきの光といい、、、私も気になるよ」



「難しい事はわかんねーけど、とにかく良かったんじゃね?」



「わらわも、実の妹が出来たようで嬉しいぞ!
まぁ、本当の弟は人魚の民に迷惑をかける不届き者じゃがなぁ!!」



「オイ!姉貴うるさいって!!」



「あ、、、姉貴だとっ!??ジュリエットとお呼びなさいっ!!!」



「あぁ…そういや、そんな名前でしたね、、、はいはい」



「ジュリエット?」



「こいつ、昔から俺ら家族の中ではそう呼べってうるさいんだわ…意味不明だろ?あんまりその事でつつくとさ…」





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