侍ヴァンパイア
『…。。。』



ムスーっとした顔で、ずっとそっぽむいてる…



「あの…レオ?」

『何でしょう?ご婦人っ!』


キラキラ輝く金色の瞳ーーー

あれは完全に無視、してたのね、、、


「私の名前はゆうな、そして彼はキョウーーー此処の出方を知りたいの…何かしらない?」


レオは、
ふわふわ浮いて、私の肩にチョコンと乗った、、、


パコッ!!

『痛いっ!!馬鹿者が!!』


力で物を言わせるキョウはーーー


「俺を無視するたぁー!100億万年はえーんだよ」


無視されただけで殴る大人気ない人。。。



『ゆうな様~』



目をウルウルさせスリよってくるレオの姿が堪らなく可愛く見えて…

私って、意外と小動物に弱いのかもしんないーーー

と思った、

『ではでは、つかぬことを伺いますが…
貴女様は…人間でいらっしゃいますね?』



「うん。そうだよ。」


『やはりそうですか~!
どうりで、この世の者とは思えぬ美しさだと思いました!!』



「う、美しいって…」

初めて言われたぁぁぁ

「オイ、エロ狐、余計な事は言うな!
コイツが無駄に調子に乗る」



< 27 / 385 >

この作品をシェア

pagetop