ツンデレちゃん!!









「おは…あっれぇ⁉ るなるなるなぁっ⁉ いつからそんな関係に…っ‼⁉ あたし聞いてないよッ‼」


「あ、や、これは誤解で…」


「別に違うから、変な想像しないでくれるかな平野さん」


「……は、はぁ…」






教室に入ると、莉緒が駆け寄ってきたんだけど………





…こんな状態でして…。



莉緒はあほ面して風間を見る。






「ごめん莉緒!」


あたしは口パクで莉緒に言った。






風間はあたしを席に座らせると、自分も隣の席に座った。






………やけに距離が近い……気がする…。



「…学校では、ずっと俺の隣にいろ。わかったな」


「…え」




顔を覗き込まれて、そう言われる。





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