ツンデレちゃん!!
あたしがそう答えると、音々は絵に描いたような悲しそうな顔をした。
眉が一瞬にして下がった。
それを見て、あたしは危なく吹き出すところだった。
「………そっ、か。…うん、わかった」
音々は力なく了承した。
いやいやちょっと待って。
あたし、そんな顔させるつもりなんか微塵もなかったんだけど。
あたしはただ疲れたから、もう少しここで休んでいくっていう意味で言ったんだけど。
今のこの状態でこんな賑やかな集団と下校するのは、なんか自殺行為だ。
「あたし、そういうわけじゃ…」
「みんな、帰ろう」
「…えっ……あ、うん」
あたしの言葉を聞き終わる前に、音々達は図書室を出て行った。
あたしは1人図書室に残された。