私の隣の幽霊くん。
何故か言ってはいけないような気がして──。
「まぁ、死者の事を今更言っても仕方ないし、この話はやめやめ〜」
少し暗い雰囲気になってしまった所で、のあがおもいっきり石ころを蹴って辻谷那央の話を辞めた。
それからのあと別れるまで一度も辻谷那央の話題は出てこなかった。
「ただいま〜」
家の玄関で靴を脱ぎながら、そう呟いた瞬間、二階の階段からドタドタと凄い音の足音が聞こえてきた。
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