流れ星に・・・
雫 ~しずく~

天の川

桜の咲く丘の上。

「正、黙ってたらわからないんだけど?」

私は彼氏に呼び出されたのである。

「桜・・・。言いにくいんだけどさ。」

もしかしてとは思った。

「何?早く言って。」

「桜。別れよう」

「っえ・・・・・・。」

実は予想なんてしてなかった。

ただの強がりだ。

「・・・どう・・して?」

「言いにくいんだけど好きな人ができた。」

「そう・・・なんだ・・・・」

「本当にゴメン。」

好きな人か・・・

この前までは『桜のこと一生大事にするよ』なんていってた正。

最低だよ・・・・。

うそつき
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