333112

ど、どうもはじめまして…






「ど、どうもはじめまして…」


「わー!こはるちゃんだー!」





大正浪漫といったような雰囲気の、ちょっと小洒落たカフェの一角で。



ひとり私は罪悪感?喪失感?敗北感?
なんとも形容し難い感情に押し潰されそうになっていた。








「はじめまして。滝川紫です!俺のことはユカリでいいよ〜」











聞いてないよ⁉︎
男の子だったなんて‼︎
いや、女の子だとも聞いてないけどさ。
申し訳ないような恥ずかしいような…



< 21 / 23 >

この作品をシェア

pagetop