出会いは偶然じゃなくて運命
次の日から私は何かと匡を気にしはじめた。
会話をする時はなんとか普通にできたけど、意識してしまう。
「もー!なんでこんなに気になるの?」
『ねぇ、綾。それってさ、匡くんに恋してるんじゃない?』
へっ?
恋⁉
「えー!私、匡くんに恋してるのー⁉」
『いや、それは綾にしかわからないことだけどね。笑』
私は小学生のころに恋をしたことがなかったから、これが恋なのかわからないけど…
うん!私、恋してるんだ!!
「匡くんが…好きみたいです。照」
『きゃー!綾、可愛いー!応援するよ!頑張ろうね、綾!』
うぅ。のんちゃん大好きだよー。
私の初恋か…