youth!!


「いやー‥ちょっと一言で言える話ではないっていうか‥」

それに、冷静に海くんのことを話せる気がしない。
絶対泣いちゃう‥

話したいけど‥
話したくない。

これ以上、聞かないで欲しいな‥
でも、心配かけたままじゃ悪いし‥

と、急に。
「まぁいっか!!」
「とりあえず生きてたし。」
そう言って笑う皆。

皆‥私が話したくないの気づいて、気をつかってくれたんだ。

なんて言ったらいいかわからなくて、黙ってうつむく私。
< 124 / 135 >

この作品をシェア

pagetop