youth!!

7



家に帰ると、母親が私の分のご飯をつくって待ってくれていた。

「ただいまー。」

「おかえり!」

私はご飯を食べながら
台所で洗い物をしている母に尋ねてみる。
「あのさー‥昔やってた海岸の夏まつり、あるじゃん?」

「あー‥あれねー。町内でもいろいろ準備したり楽しかったわー!またやりたいわねー‥」

「あのお祭りが復活するって言ったらどうする?」

「復活!?するの?」
母親は水道をいったんとめて
私に聞き返す。

「復活させたいなーって‥でもやっぱ難しいよね‥」
すると、タオルで手をふきながら
母親にこっちにくる。

「あんた‥」
「なに?」

「復活させてよ!!‥お祭りかぁー、やりたいわー!」

母親は嬉しそうに私の背中をびしびし叩く。
「いたいなー‥」

私は今までの経緯を母親に話す。
母も海くんと同じように身をのりだしてきいてくれた。

「よし!高校生たちが頑張るって言ってるんだもの。お母さんたち大人が協力きなきゃ!」

「協力してくれるの‥?」

「もちろん!にしても面白いこと考えたわねー。さすが私の娘!」
そう言ってまた私の背中を叩く。
「だから痛いって‥」

でもこの時は、勉強は?とも無理に決まってるじゃないとも言わない母親に感謝した。
と言ってもこの人はただお祭りがやりたいだけかもしれないけど‥

「とりあえず町内のできる限りの人にその事を伝えてあげる!皆協力してくれると思うよ!皆私が子供の頃からお祭りが大好きだったもの。」

「ありがと。」

「夏海。あんたたちならきっとできるよ。‥あ、干してあったら貝殻、置きっぱなしだったから部屋においといたから。」

「うん。ごちそうさま!」

私は下膳をして二階にかけあがる。

そうだ。貝殻!
皆に渡すのすっかり忘れてた‥

自分の部屋に入って貝殻があるのを確認する。
それを小さな缶にいれて学校カバンに入れた。

それから私は部屋にこもって海くんと考えた案をひたすらノートに書き続けた。





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