youth!!


「ぜひ、協力させてもらいます。」

返ってきたのは予想外の答え。

「面白そうだし。お祭りも行きたいし。」
そう言って笑う生徒会長さん。


「「ありがとうございます!!」」

「じゃあ‥とりあえず校内新聞に参加募集の件をかいて、あとは玄関にポスターなんかもはっておきます。募集するのは、ボランティアスタッフとライブ、ビーチバレーの参加団体とミスコンの参加者でいいですか?」

「はい、お願いします。」

「他にもできることがあったら協力するんで‥はい、これ。いつでも連絡してください。」
そう言ってメールアドレスをかいた紙を渡される。

「あ、はい。ありがとうございます。」
ちょっと驚く。

「頑張ってください!」

「ありがとうございます!」
精一杯のお礼をして、私たちは生徒会室をあとにした。




「生徒会長さん、いい人だったねー」

「でも、女子2人はムカつく。」
「まぁまぁ美保、怒るなって!」


階段を降りながら皆でわーわー話していたその時。
「なっちゃん!?」

皆一斉に声の方を振り向く。

「海くん!!」

そこには海くんがたっていた。
友達何人かと一緒にいる。
すると少し駆け足でこっちにきてくれる。

「どうしたの?」
「ちょっと生徒会さんにお願いにきてて‥ライブとかビーチバレーとかの参加募集!」

「おぉ!で、どうだった?」

私は笑顔で頷く。

「そっか!よかったじゃん!」
「うん!」
「なっちゃん頑張ってるなー‥皆楽しみにしてると思うよ!」

「うん。頑張ります。」

「頑張れ!じゃあね!」
そう言うと手をひらりと振って戻って行く海くん。


「ちょっとちょっと!知り合い?なんで?超かっこいいじゃん!」
美保が思いきり身をのりだす。

「あのー‥シャーペンを届けてくれた人。」
「うそ!シャーペン届けてくれたくらいであんなに仲いいわけないじゃん!」

「いや実はね‥」
私が話しだそうとすると山田さんにとめられた。

「恋バナもいいけど、なんか周り殺気だってない??」
「え?」


たしかに、周りから冷たい視線を感じる。






< 35 / 135 >

この作品をシェア

pagetop