youth!!

話を終え、生徒会室からでて、階段をおりる。

「すっごい順調じゃん!」
「いい感じだよ!」


とその時‥

「あのー、ちょっと時間ありますか?」

私たちの目の前に立ちふさがる女子たち。
7.8人はいるだろうか‥

「なんですか?」

「あのー、お祭りを復活させるとか言ってんのあなたたちでしょ?」

「はい‥」

「迷惑なんだよねー。私たち高3なんだけどぉ、クラスの皆もお祭りがどーこー言ってすっかり浮かれちゃって。」
「あんたたちみたいな馬鹿はいいけど、私たちにとっては大切な夏なの!」

「私たちにとっても大切な夏ですけど。大切な夏だから、こうして皆で思いでをつくろうと頑張ってんの。」
美保が言い返す。

「はぁ?だからぁ、この夏いかに頑張れるかでどの大学に行けるか決まるんだから‥」


と、そこで珍しく山田さんが参戦してきた。
「大変ですねー。頭のよろしいお姉様方は。」
驚いて私とるりちゃんは顔を見合わせる。
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