俺様彼氏と女王様。
熱いクリスマス
【日向】



朝から寧音の隣で起きる俺はデロ~んてなる。



だって寧音が俺にくっつき過ぎだから。



カワイイ猫だ。



「寧音チャン朝だよ?」

「やだ…まだ寝るー…。」

「起きないといたずらしちゃうよ?」

「は!?殺すよ!?」



あ、起きた…。



朝起きて寧音が1番最初にする事は、起き上がってモサイ髪をかき上げてからボーッとする。



この顔もたまんねぇんだよ。



「今日の予定は…。」

「学校、撮影、撮影、打ち合わせ、レジェ。」

「ハードだ…。」



寧音のスケジュールはだいたい把握してる。



寧音も俺のスケジュールを知ってるし、お互い何してるか分かってる。



「朝ごはん作って…。」

「じゃあもう少ししたら起きて来いな?」

「うん…。」



俺がいる時は寧音の朝ごはんは作ってやる。



俺はたまにしか食べないけど、寧音の為に作る。



相当尽くしてんな…。



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