俺様彼氏と女王様。
でも日向が何のために頑張って来たのか…。



「日向は少し休養中です。何か用ならあたしが聞きますよ。」

「休養中!?随分余裕なんだね!!」

「余裕でしょ。日向はあなたに潰されるような小さい男じゃないもん。」

「そうか。今日はただ見に来ただけだよ。日向の姿をね?」



ムカつくんだけどどうしたらいい!?



後ろでガム噛んでるイージーも最高ムカつく!!



「寧音、ちょっと…。」



琉伊にそう言われて影でコソコソ話をした。



琉伊はあたし達が立ってる状況を知らなかったみたいだ。



「もっと早く言えば少しくらい話聞けたのに。バカ日向が…。」

「ごめんね琉伊…。」

「しかもタイシって日本語喋れんだな…。」

「日系だからじゃない?って事で、あたし達は負けないから。」

「当たり前だろ。負けられたら困る。」



琉伊と話をしてからタイシ達の元へ戻った。



イージー怖い…。



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