DL♥ロマンティックに抱きしめて。

~くみside~

~くみside~

*


--どのぐらい、泣いたのだろう。





『…くみ?』



悲しそうな先生のその声を無視して、車を飛び出した私は家に入ったと同時にその場で泣き崩れた。

お店を出た後の先生の言葉。

その全てに優しさと不安を感じた。


出来る事なら

今日も貴方に優しく抱きしめられたかった。



けれど…




『君の思う過去と一緒の事だよ。

…5年前の…あの出来事。』




あの桐谷先生の言葉がずっと響いて、

貴方の口から真実を聞いたわけでも無いのに怖かったの。




「ふぇ…」


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