ラブ♡スリップ
みんなに言われてるからって。
そんなんで会わなくていいなら。
「そんなの…本当の愛じゃない」
「白雪…」
「好きっていうなら周りを押し切ってでも会いにいくものじゃないの?!」
「りんご、止めろよ」
「わたしだったら…悲しくて辛くて、構って欲しくてもっとしたくなる」
わたしなら構ってほしくて存在をアピールする。
「どうするかは王様次第です。
愛する妻を信じるか信じないか」
「白雪、わたしは…」
「なにも、聞かないでください。
これはあなたが決めることですから。失礼します」
わたしは蓮斗を見て、王室から出ていった。