ラブ♡スリップ



「なってくれるの?」


「あ、よければ」


「ぜひ、よろしくお願いします」


そう笑った優里亜ちゃんは、
さっきとは違ってすごく優しかった。


「優里亜って呼んでね?タメでいいから!」


「あ、わたしは」


「りんごちゃん、でしょ?」


「う、うん」


「2人でよく話してるもん。
なんとなーく、覚えちゃった」


蓮斗は、よかったな、と優里亜を見た。


風牙くんはすごく不服そう。



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