不器用少女と一途な少年
*おまけ



―――









「……………。」









「結~…いい加減、機嫌直しなって…。
なんか理由があったんじゃない?」








「……………。」









「はぁ…。せっっっかく付き合えたっていうのに…先が思いやられる…」







目の前には緋色の呆れ顔。






教室のど真ん中で、
はぁ…とため息をつく。








なぜかって?




それは……。








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