君
冬
君が隣じゃなくなって
時が過ぎるのは早くなった気がする。
なぜだかはわからない。
学校がつまらなくなった。
心が寂しい。
なんで私はこんなに臆病なんだろう。
好きなら好きって言えたら
どんなに幸せだろう
時々、全てをさらけ出したくなる。
想いをため込んで苦しくなるなら、
一気に吐き出してしまったほうが
楽なんじゃないかって。
ため息をつくと白くなった。
そう、季節はもう冬だ。
もうすぐ冬休み。
君を見ることすらできなくなるんだ。