青空の下で

帰り道

「~っ!今日は楽しかった~!」




そう言って、大きく伸びをしながら、私は言った。何たって久しぶりの海だったもの。


「本当に、毎年入ってるけど、やっぱり海っていいわね~」



「ここの海って初めて入ったけど、本当に綺麗だね」

「でしょ、何たってこの町は海がシンボルだからね、ごみを捨てたら罰金として一万円払わな
くちゃいけないから、誰もごみを捨てないんだよ」


そう紗知が説明した。


「罰金はどうなんだろ…」


「でもこの罰金は、ただの提示に過ぎないんだけどね」


私は紗知の説明に補足をつけた。そして、私達は、家へと足を進めた。

「あ~ぁ、明日から山積みの宿題が待っている…」


「宿題いやだな~…しかも補習もあるし…」
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