青空の下で

告白

あれからまた、1時間が経った。

それでもやっぱり店は繁盛している。

すると、誰かが言った。


「ちょっと、あの2人どこに行ったか貴方達、知らない?」




あの2人?あの2人って誰?

もしかして…。


「あのさ…居なくなった2人ってまさか…」



私は嫌な予感がした。
まさかとは思った。絶対に違うと信じていた。

だけど、その答えは私が予感したものそのものだった。




「え?布崎君と相澤さんよあなた知らない?」


その名前を聞いた瞬間、私は目の前が真っ白になった。


「そうよ!代わりにあなたがやってくれないかしら?お願い!」


私は全く状況が呑み込めないまま、ただ何もわからず、「わかった」と答えてしまった。
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