Cold phantom
「バイトまで時間もあるし、これ終わったらどこかでお昼ご飯でもしようよ。」

ギタマニの筐体の前で手慣れた手つきでプレイ準備を整えるみーちゃんはそう言って画面に注目した。

激しいハードロックのBGMが流れる中、画面がEASYモードとは全く真逆の方向に流れその端っこのモードを選択し、把握しきれないほど膨大な数の曲の中から更に星の数が全部埋まっている曲が選ばれた。

私がやったらあっという間にゲームオーバーになる曲だ。

そんな曲も手慣れたみーちゃんにはお手の物で、すらすらとGoodを連続で叩き出していた。

こうなるとしばらくみーちゃんは自分の世界に入ってしまう。

その時のみーちゃんは中々に真剣な表情を見せる。

< 19 / 62 >

この作品をシェア

pagetop