いつも同じ空の下で


それから何度も押し寄せる快感に、気を失いそうになりながらも

私は必至にヨシキの背中にしがみついた











「ジュリ、大丈夫?」



ぐったりと横になっている私を上から覗いているヨシキ



「ん。大丈夫」



ソファーのクッションで顏を隠しながら、優しく頬笑むヨシキの顔を見つめる

そんな私の頬を愛おしそうに撫でているヨシキ



「ここじゃ風邪ひくから、ベットに行こうか」




そう言って、ヒョイっと私を持ち上げて寝室へと連れて行ったヨシキ

ごく普通にされた、お姫様抱っこに驚きつつ、力の入らない体を、ヨシキに預ける


そして、そのままゆっくりとベットに下される体

ぐったりと疲れていて、思うように体が動かない




「おやすみ。ジュリ」




そんな私を愛おしそうに見下ろしながら、私の髪を優しく撫でるヨシキ

そんな甘い倦怠感の中、私は気を失う様に眠りについた


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