【完】蘭蝶~愛されない姫は女総長様~

迫り来る影


あれから1ヵ月が経った今は冬の季節。

私は毎日のように夜に誰にも気付かれないように家を出て、春菜と見回りをしている。

ことのはったんは、2週間前のこと。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
        ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


春菜は私の家に泊まりにきていた時だった。

春菜「ねぇ、愛菜!見回りに行かない?」

見回りかぁ。

久しぶりに悪いことしてないか見回りするのもいいね。

愛菜「うん、着替えてから行こっか」

私と春菜はウィッグを外してから黒いフードのついた服を着た。

家を出るときはフードを被っていれば髪が金髪ってことはバレない。
< 242 / 541 >

この作品をシェア

pagetop