悪魔の微笑み







重いまぶたを開ける。

白い天井に、白い壁。

見慣れぬ部屋にあたしはいた。




黒い本棚には、難しそうな化学の本。

机の上には黒いパソコンに、散らかった資料。





ここは天国?

それとも地獄?

それにしても、やけに現実味がある。

あたし、どこにいるのだろう。





< 289 / 307 >

この作品をシェア

pagetop