その奴隷は愛に飢えて
ガシッと連中のひとりの足首を掴み、精一杯の反抗を示すキオザ。
それが連中を煽り、その男が足蹴りにしてキオザをとばす。苛立ちながら、キオザの頭を踏み潰そうと。
足を上げた瞬間。
「ねえ、どうしてボクの許可なしでその子を殺すの?」
「はぎゃあっ?!」
その男の足首を掴んだ6番目が、ぎりぎりと握り潰すように力を込める。
痛みのあまり変な声の出た男は、なんとか逃れようとするも敵わない。
ごぎんッ
骨が、折れるような、嫌な音が辺りに響いた。