運命なのか、奇跡なのか。

拓斗はクスッと笑って私の手を引っ張ってくれた。



やばい、


顔が火照って


熱が収まらない。


「ねぇ、花梨。」

「ん?」

「お願いだからさ、俺の近くにいる時くらい俺のことだけ考えて。」

っっーー!

「うん、」

私の顔はいつまで経っても赤そうです…。

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