【完】キセキ~君に恋した時間~




もう目の前に、仲間が居ることも忘れて




「っうわああぁぁぁぁ!!」



俺はただ、叫んだ。



嘘だって、冗談だよっていってほしくて




溢れる涙は留まることを知らず、


消えた君が戻ることはない。



君の切ない表情の意味を全て悟った。



あまりにも冷えすぎた俺の心に、冬の寒
さは辛すぎて。



あまりにも君を好きになりすぎていて。



俺は、自分の道を見失った。









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