王子様ではなく、俺様でした。


抱きついて来たのは、言うまでもなく
由奈〔ゆな〕。



「ぐ、ぐるじいっ……」



「え?ぁぁぁ!ゴメン!」






やっと離してくれた…




げほっ。死にそう……

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