イジワル上司のヒミツ
それ以外は、マジきついよ〜

でも生活のためには、働かなきゃね。



私は妹とアパートに二人暮しをしていて、生活費は妹と折半している。

妹はまだ大学生のため、バイトで稼いだお金を、生活費だけ入れてくれる。

なので、私は家賃と生活費(+遊ぶお金)は私が支払うため、仕事頑張らなきゃいけないんだけど……



ハード過ぎるでしょ?

しかも、今は7月で暑いし…余計に疲れるよ……



そんなことを考えながら、ちらっと時計を見ると…




げっ!10時半!!

お茶くみの時間じゃん!


私はコピーを済ませ、すぐに給湯室へ…

そして給湯室の棚に並べてある、数十個のマグカップを手に取った。




この時間が一番嫌い。

そう。このお茶くみの時間だ。


私たちOLは、お茶くみも大事な仕事。

上司たちに、毎日3回ほどお茶を持っていかなきゃならないのだ。


私の担当の時間は10時半。

それ以降は…13時と16時。

それを私たちが順番に交代して、お茶くみをしなければならない。



お茶くみっていってもね…簡単じゃないんですよ、これが…
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