イジワル上司のヒミツ
大好き
二日後
「いい店だねえ」
「このお店、美玲の彼氏が予約してくれたんでしょ?」
「…う、うん」
日曜日の夜
約束通り、梓と沙耶香と会った。
二人はそれぞれ彼氏を連れてきて、私に紹介してくれた。
二人とも、幸せそう…
彼氏さんたちも、かっこよくて、すごくいい人だし。
それぞれ、今の彼氏に落ち着くんじゃないかな。
それよりも…
私の彼氏は、まだ来ないの(汗)
この間の生放送があった日の帰り、私はこの集まりに、湊さんも来てほしいとお願いしてみた。
そしたら、湊さんは…
「あー、いいよ」
と、あっさりOKしてくれた。
そして、結構いい個室のお店を予約してくれたんだけど…
まだ、来てないんだよね(汗)
今日は朝から撮影があるから、9時にはこっちに合流できるらしいんだけど…
もう9時半。
連絡もないし、もしかして仕事が押してるのかな。
「美玲の彼氏まだかなー♪」
「楽しみ~」
梓と沙耶香は、個室の入り口をチラチラと見て言った。
湊さん…
あんなにあっさりしてたけど、本当に良かったのかな?
「待ち合わせのお客様が、ご到着なさいました」
!
き、きたー
ウェイターがそう言って個室から出ていくと、足音がこっちにどんどん近づいてきた。
く、来るっ
「いい店だねえ」
「このお店、美玲の彼氏が予約してくれたんでしょ?」
「…う、うん」
日曜日の夜
約束通り、梓と沙耶香と会った。
二人はそれぞれ彼氏を連れてきて、私に紹介してくれた。
二人とも、幸せそう…
彼氏さんたちも、かっこよくて、すごくいい人だし。
それぞれ、今の彼氏に落ち着くんじゃないかな。
それよりも…
私の彼氏は、まだ来ないの(汗)
この間の生放送があった日の帰り、私はこの集まりに、湊さんも来てほしいとお願いしてみた。
そしたら、湊さんは…
「あー、いいよ」
と、あっさりOKしてくれた。
そして、結構いい個室のお店を予約してくれたんだけど…
まだ、来てないんだよね(汗)
今日は朝から撮影があるから、9時にはこっちに合流できるらしいんだけど…
もう9時半。
連絡もないし、もしかして仕事が押してるのかな。
「美玲の彼氏まだかなー♪」
「楽しみ~」
梓と沙耶香は、個室の入り口をチラチラと見て言った。
湊さん…
あんなにあっさりしてたけど、本当に良かったのかな?
「待ち合わせのお客様が、ご到着なさいました」
!
き、きたー
ウェイターがそう言って個室から出ていくと、足音がこっちにどんどん近づいてきた。
く、来るっ