幽霊女に恋をした。


「で...!龍さんの好きな人って?」


晴が子供のようにワクワクしながら


聞いてくる。




.....お前だっつーの


そんな風に言えるわけもなく


俺はさっさと元来た道を引き返す。




「あ...!龍さんっ、待ってくださいよ!」



晴がそう言いながら追いかけてきたけど


無視。




柊羽は、ついて来ながらも笑いをこらえてる。




...こいつら、すげームカつく。




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