幽霊女に恋をした。

晴side



「晴、今日ホントに学校来ないのか?」



「はい!頑張ってきてくださいね、龍さん!」




龍さんは相当訝しげだったけど…



「ほら!もう行かないと、遅刻しちゃいますよ?」




とせかすと、諦めたように優しく微笑んで




「何するつもりか知らねーけど、危ないことはするなよな」





と言って、家を出て行った。





何かするつもりだってことは、



バレてたの!?





龍さんって、なんであんなに色んなことを



お見通しなんだろう?





まぁ、そんなことは今はどうでも良くって…




よっし!!






行きますか!




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