幽霊女に恋をした。
と元気に返事をして
義父さんと一緒に家の中に入って
いった。
それを見届けると、女の人は
私に向きなおった。
「あなたは…?」
「あ…、突然お邪魔して申し訳ありません。私は、瑠璃川晴といいます」
「…その口ぶりだと、偶然ここに迷い込んだわけじゃなさそうね。私があなたのことを見えていても、全く驚いていないようだし」
女の人の口調は驚くほど穏やか
で、優しかった。
「はい。聞きたいことがあって、来ました。龍さんのことで」