幽霊女に恋をした。
見たくない、と思う反面
見なきゃいけない、という使命感が
頭の中を回る。
…見なきゃ…だめだ。
私は二人の横まで走って行って
並んだ。
「総司さんの容体は日に日に悪化してます…」
そう、私は悲しそうに言った。
「そうか…やっぱり、あの病気を治すのは難しいんだな…」
局長さんも悲しそうな顔を
している。
この、場面って……
その時、記憶がどっと流れ込んでくる
感覚があった。
でも、そんなことを気にしている
場合じゃない。
今は。
「そっちに行っちゃダメ!!!!」