The side of Paradise ”最後に奪う者”

  *

全く。

綺樹は案内された席で先に飲んでいた。

ジャズのお店はホテルの地下だった。

一層のこと泥酔してしまおうか。

いくらなんでも泥酔した女を抱くことは無いだろう。

頻繁すぎる気がする。

自分の中で危険を囁く声がある。

会って食事するだけならいいけど。


「おまたせ」


涼が後ろから来て頭上から声をかけた。
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