契約妻ですが、とろとろに愛されてます
「いや?」


顔を赤くした頬に指で撫でられる。


「だって……シャワー浴びてないし……」


いつの間にかワンピースのボタンは腰の位置まで外されてランジェリーが見えてしまっている。心許ない布が落ちないように片手で抑えて琉聖さんを見る。


「それなら、一緒に入ろう」


「それもいや……」


「ゆず……君の裸はもう見ているだろう?」


「琉聖さんっ!」


今にも恥ずかしいことを言われそうで、急いで口を塞ごうと背伸びをして腕を伸ばした。その手を琉聖さんはしっかり捕らえ、胸の中に引き寄せられた。啄むように唇が重ねられてそれに応えてしまう。


「そうだ……舌を突きだして」


琉聖さんの言葉に震える舌を突きだす。強く舌を吸われ、絡ませる。長いキスが続き、抱き上げられた頃にはシャワーのことなど考えていなかった。


琉聖さんの巧みな愛撫に私は翻弄され最後には意識が飛んだ。

< 166 / 307 >

この作品をシェア

pagetop