ヤンキーガール×ヤンキーボーイ

倉庫

「あ、なっちゃん!」



「チッ」





部屋に入ると中にはニコニコの巧、顔をしかめた蓮夜がソファーに腰かけ、あとピアスジャラジャラの銀髪が壁によりかかってタバコ吸っていた。





部屋は結構広く、向かい合わせの黒いソファー2つとその間のガラスの机、見るのかわかんないけどまさかのアナログテレビ、台所らしきところ、要は軽く一般住宅のリビングだった。





あと奥にもう1つ扉があって、あれは多分みんなの寝室とかだと思う。





分かんないけど。






神皇の時はみんなの寝室だったから。







で、どうするのかと思えば龍は巧たちの向かいのソファーに腰かけた。







「巧、サル、はやいねー」





笑顔で挨拶しつつあたしも龍の隣に座らせてもらう。






うむ。なかなかフカフカしてるじゃないか。





「あん?なにがサルじゃ?」





「蓮夜、俺のハニーに喧嘩売ってんな」




「あん?なにがハニーだ!!



てめぇはオールホームランか!!」






「あ?なに言っちゃってんだてめえ?





こんなべっぴんさんがハニーじゃないだ?」






「……えっと……?」

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