青い糸【完】









佐伯が、フラリとバランスを崩して地面に倒れこんだ。



ドサっという重たい音を立てながら。





「佐伯!?」



膝をついて、佐伯の右肩に手を添える。





「ハッ...あ、ゲホッ......ハッ、ハッ...────」



浅い呼吸を繰り返しながら、佐伯は自分の胸の部分の服を握り締める。






「さえ...佐伯!?どうしたの?さえき......」

「うっ、ゲホッガハッ.....ハー、ハァッ.....」







< 178 / 307 >

この作品をシェア

pagetop